筋トレはじめました~筋トレの始め方・始めてからの流れ~

少しずつ暖かくなるにつれて、夏を意識する人は多いのではないでしょうか。夏といえば薄着。短パンやジーンズにTシャツで外出が一番楽なので、Tシャツでの外出も多くなることでしょう。そこで男性の方々が気になるのはやはり体形ではないでしょうか。腕が細いことや肩幅が細いこと胸の厚みがないことで、街中を行きかうマッチョたちを見て「おれ細すぎないか?」・「自分はTシャツに合わない」などと思ったことはないでしょうか。
 私は176cmで58kgが標準的な体重でしたので、かなり軽い部類になります。体調を崩した時や食事量や食事回数が減ると56kgになっていました。もちろん夏場にそのスタイルで半そでを着るとそれはもう貧相な外見です。そんな折、彼女から「筋トレして欲しい」・「ガッチリしている人がタイプ」と言われました。ただ、言い訳かもしれませんが、学生時代に部活で筋トレをしていても外見的な成果がほとんどなく、筋トレを始めることすらしませんでした。私の場合は筋トレしても外見の変化はあまりないものの、筋力の上昇は実感できるレベルでした。ただただ、体がわかるほど大きくなってくれませんでした。

 上記は大学生時代の話です。働き始めて配属が東京の本社になりました。大学で四国か関西に出てきていたものの、東京での生活は初めてで、生活のギャップと仕事のストレスで見事に55kgを切る事態に陥り、これはやばいなと思い始めました。そんな時彼女から、筋トレをして体が検討的になればメンタルも健康的になるという当時の私とっては謎理論を吹っ掛けられ、「どうせガタイのいい人になってほしいだけやろ」と思ったのが正直な気持ちです。ただメンタルも外見も一目でコンディションが右肩下がりとわかる状況でしたので、藁にもすがるような思いで筋トレを始めました。

① 自宅トレ(1~2か月)
まずはあまりにも体が貧相なので、外のジムで筋トレすることが恥ずかしくて自宅で筋トレを始めました。ネット記事やYouTubeを見ると「初心者でもジム通いを始めたほうが早く成果出る」とあったのですが。まず私に必要だったのは羞恥心の克服と少々の自信だったので、ここは問答無用で自宅での筋トレをスタートさせました。筋トレ始めようと思っている方で。細い方や運動を長らくしていない方はおすすめです。
用意したのは1万円以下のフラットベンチと一つ当たりMAX10kgまでの重量変更可能な数千円のダンベルダンベルセットを購入しました。初筋トレでは腕立て伏せ10回×3セット・ダンベルカール10回×3セット(5kg以下)・ダンベルプレス10回×2セット(5kg以下)・腹筋10回×3セット・スクワット自重15回×4セットを実施。「少なくない?」と感じられた方も多いかとは思いますが、ガリガリには取っては限界値でした。次の日は体中が筋肉痛で完全に回復するまで5日間ほどかかりました。体を動かしていないと初回の筋トレはこうなります。激痛で階段の上り下りに支障をきたしたので、軽めだからと言って初回を侮らないようにお願いします。
その後、2か月間はダンベルプレス・ダンベルフライ・腕立て伏せ・ダンベルカール・腹筋を中1~2日の頻度で続けました。最初は筋肉痛が回復しづらかったのですが、3週間超えたあたりから、回復も早くなり、少しずつ重量も上げていきました。あまりにも筋肉がなかったので、ダンベルプレスで片方10kgのダンベルで10回×3セットできるようになるまで2か月以上かかりました。
外見的な変化については筋トレ直後にパンプアップするので、細いながらも自分の中では満足していました。その時の体脂肪率が12~14%ほどのそれなりのガリガリだったので、わかりやすくパンプアップして、腹筋とかは少し割れているように見えました。2か月を超すくらいで、大胸筋が少しずつ膨らんできて、筋トレ後は毎回鏡の前で確認作業です。まだまだ細いのですが体形改革のために始めた筋トレの成果が少しでも見えると嬉しいもので、そろそろジムで筋トレを始めたいという気持ちが芽生え、筋トレ開始3か月目から公営のジムに通い始めました。
※トレーニング付近の飲み物なのですが、この時はトレーニング後にザバスのプロテインを飲んでいました。そのほかにもいろいろとYouTubeとかで紹介されているサプリメントなどたくさんあったのですが、あまりにも駆け出しのため、知っているプロテインをトレーニング後30分以内に飲むことだけを実践していました。

⓶ 公営ジム(3~7か月)
 自宅トレのダンベルの重さでは筋肉痛になりにくくなってきたため、家から一番近い公営のスポーツジムに通い始めたのが筋トレ開始3か月目くらいです。電車と徒歩合わせて家から30分以上かかるところにあったため、土日のどちらかはのみ通いました。
 私はこのとき初めて「ジム」というものに通いました。正直公営とはいえ、ジムのルールを知らないため、ネットで調べて必要なものを用意していきました。
 初めてのジムはまるで異世界。様々なマシーンがあり、どれも使い方がわからない状況です。水分補給所でほかの人がやっているのを見て、空いたら同じようにやってみてという形で少しずつマシーンの使い方を覚えました。平日は就寝前にYouTubeでマシーンの使用方法をチェックしていました。そしてジムに通い始めて重いものやマシンでの新しい刺激を週に1回入れることで劇的に体が変わっていきました。筋トレ初めて5か月くらい(ジム通いは3か月目)では多くの人に「ガタイよくなってない?」と言われました。正直いくら自分で鏡越しに満足していても、人から言われるとかなりの満足感でさらにやる気がでました。また公営ジムに行けるのは週末だけなので、平日の自宅トレは継続していました。

 ※公営ジムに行っているときは自信がついてくるとともにサプリメントにもいろいろ意識が向いて、トレ前中はBCAAとカーボドリンク・トレ後にプロテイン/グルタミン/クレアチンを摂取していました。どれがどれほど効果があるのか実感は難しいですが、ジムで扱う重量も上がり効率もよくなってきたことと相まって、筋肉量はかなり増えました。

⓷ ジム入会(9か月以降)
 公営ジムに通っていたものの、仕事の関係や週末の予定で通うことが難しい月があったことをきっかけに家の近く(最寄り駅から2分)の会員制ジムに登録をしました。これで晴れて、筋トレはすべてジムでとなり、週三回のジム通い開始です。やなり驚いたことに孤影に通っていた時に比べ更に筋肉の付きがよくなりました。特に背中はマシーンを使用したほうが私の場合うまく筋肉を使えていたので、筋肥大の効率もよくなりました。また公営ジムと比べて本気でフィットネスに取り組む方が多いので、モチベーションという意味でもいい刺激になりました。ただ登録しても週に一回しか使わないのではお金の無駄ですので、忙しい時でも少々むりしていける家から一番近いジムを選択することは大切だと思います。

 今までいろいろと筋トレの経緯を書いてきましたが、3か月続けることができれば、自分で見た体は確実に変わります。また変わった体を元に戻したくない気持ちと更に成長させたい気持ちが強くなるので、筋トレをやめないメンタリティが少しずつついてきます。
筋トレは絶対に裏切らないとよく言われますが、それは本当でやっただけの成果が見えます。仕事や人間関係は努力と裏腹の結果になることもある中、筋トレだけでも確実な成果が出ていることは、メンタルヘルスの良きパートナーではないかと感じます。それでいて代謝も向上し健康な体が手に入るのですから、少し無理してでも始める価値はある趣味・習慣だと思います。

私はやはり筋肉がつきやすい体質ではないのですが、今まで来ていたTシャツは多きサイズでもピチピチになりました。外見からやはり少し自分に自信はつきます。自信がつけば、メンタルも思いのほか強くなるので、何かにしんどさを感じているが、解決策がわからない方はおすすめです。ガリガリでもマッチョになればすべてに対して自信がつきます!

 

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